社長ブログ

借りた畑の雑草の植生から見る土壌分析と耕運20180401

土壌分析のためあとで生えている雑草から植生を見ていこう。 南向き斜面で日当たりおよび眺望が抜群だ。 花桃が見頃 ソメイヨシノの老木も満開。 さて土壌の状態を生えている雑草から見ていこう。 ホトケノザ。酸性でもアルカリ性でもない中性で比較的肥沃な土壌に生える。前利用者がしっかり土づくりをしてくれていたのだろうことが伺える。石灰入れる必要なさそうだ。 スズメノカタビラ。イネ科の多年草。普通嫌がられる雑草だが、硬く締まった土壌を柔らかくしてくれる。たしかに大分土が固まっているようだ。 ハコベラ。 ナズナ。無肥料無農薬の自然栽培を行う人にとって、土壌を見る一つのマイルストンとなるのがこのナズナ。別名ぺんぺん草。ぺんぺん草も生えないという言葉があるが、自然栽培にとっては、土壌の状態が良くなると生えてくる植物であるため、ぺんぺん草が生えないというのはなるほどなと思う。 畑としては理想的。 その他、 オオイヌノフグリ。 アメリカフウロ。外来種。 この辺はマイナーだから土壌分析にはほぼ無視して構わないだろう。メジャーはホトケノザとハコベ、ナズナで、全体的にはとても良い畑ということができる。 後日酸度計でしっかり数値を見てみようと思う。 植生を確認したので早速手押し耕運機を入れる。 この耕運機は貸し農園の貸出物品。とても助かる。HONDAのはよく使ってたが、KUBOTAのこれは初めて。 菜園倶楽部ニューミディ TMA350/2.4馬力 利用者はみな無農薬だそうだが、無肥料とはいかないし、初年度に収穫できないのも嫌なので、しっかり土壌分析しながら適宜追肥したり土壌改良しながら土づくりしていく。

おおまかには自然栽培の手法にのっとり雑草は抜き去らず鋤き込む。生えてきた雑草も抜き取らず作物の根本に草マルチとして覆っていく。 粘土質でかなり固まっていた土壌。一回目の耕運で表面の粘土を砕いた。2回目でさらに深く耕運していく。 二回目終了。だいぶフッカフカになった。土をひっくり返して殺菌しつつ、空気に触れさせ土壌菌を活性化させる。 畑からの眺め。こんな気持ちのよい畑で農作業できるのかと思うと嬉しくて仕方ない。 繰り返すが、ここは八王子。特急の停まる駅からちょっと歩けばこのロケーション。多摩地域は本当に住みよい場所だ。

後藤 健太

後藤 健太

サムライ社長/株式会社コンセプト・コア 代表取締役

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