経営

社長は消える、スナックのママは生き残る

強烈なタイトルだが、このタイトルは日経ビジネスオンラインに掲載された以下の記事のもの。

社長は消える、スナックのママは生き残る 収入が劇的に下がる近未来のライフスタイル(孫 泰蔵さん 第3回)|日経ビジネスオンライン

収入が劇的に下がる近未来のライフスタイル(孫 泰蔵さん 第3回)

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/252773/030600035/

巷では将来消える仕事残る仕事というテーマが注目を集めているが、切り口も解釈も実に興味深い記事なので一読をおすすめします。

さて、以下に読んでみての個人的感想を書いてみました。

やる仕事は減り、つくる仕事は残る

★キーワド★

  1. ヒューマンタッチ
  2. AI(IoT)
  3. シェアリングエコノミー

近い未来には8割の仕事がなくなると言われて騒がれていますが、減るのは「やる仕事」です。

「つくる仕事」つまり創造(クリエイト)は人間の領域に属します。

つまり、創造(クリエイト)できない人は消滅へのカウントダウンがすでに始まっているということを認識しなければなりません。

とはいえ、ただ創造的なだけでは生き残れません。創造的でありかつそれが独創的であること。

真似事を創造とは呼ばないのであれば、創造的であることはイコール独創的であることですが、てっぺんではイコールでもその頂に至る過程にはやはり創造と独創にはギャップがあります。

やる仕事=労働から開放されるからこそ創造的になれるのであって、数多ある創造的なものから少数のキラリと光る独創が生まれます。

さてキーワードについて

1.ヒューマンタッチ

人づきあいを中心とした仕事はなくなりません。

裏を返せば、一部の仕事は人づきあいを中心にシフトさせていけば生き残る可能性があります。

人づきあいが苦手だから、という理由でインターネットビジネスやSOHO型の仕事が一時期脚光を浴びましたがもはや過去の話です。

これからはビジネススキルといえば人づきあいやコミュニケーションスキルということになるのでしょう。

我が社の業界を引き合いに出せば、コンサル業もなくなる仕事に入っていますが、課題の抽出、戦略の立案、戦術の選択はAIの方が間違いなく導き出せるでしょう。

しかしながら、選択した戦略や戦術を実行し課題を解決して結果を出すのはあくまでも人間ですから、より本質的で人間の根源的な部分(かなり泥臭い)での仕事はますます需要が高まります。

コンサル会社として創業間もない頃、経営のお医者さんとして自社の存在意義を顧客企業の問題解決においていました。

結果、我が社の待合室には、もはや手の施しようがない末期患者ばかり集まることとなり、まったくお金にならない(経営破綻ギリギリだから)、という事態を招くことになりました。

これではいけないと、元々料理人であり飲食業界の長かった経験から、顧客企業がワクワクするネタを持ち寄ってきてそれを美味しく料理して提供する会社になろう、そういうクリエイティブでヒューマンタッチな会社にしようと業容を転換したことを思い出しました。

それが現在我が社の収益の大半を占めるプロデュース業へと成長していったのです。

2.AI(IoT)

上場企業の社長はAIに取って代わられるだろうという予想です。これは我が社のクライアント各社を見ていてもそのとおりだと実感できます。

我が社には上場企業のクライアントはほとんどいませんが、過去には数社担当していたことがあります。

上場企業の社長の仕事については孫さんがおっしゃっているとおりですが、未上場中小零細企業の社長の仕事はなんと泥臭いことか。まさにヒューマンタッチな仕事です。

逆に言うと未上場中小零細にも関わらずヒューマンタッチな仕事をしていない社長の会社は業績も社員の士気も著しく低い、というのは明らかです。

たった一軒の小さな飲食店でも同様です。

良い店か悪い店かは従業員を見れば一瞬でわかります。

店主が従業員を奴隷のように使い捨てさながら粗雑に扱いお客様は神様、という姿勢を取り続けているお店は、蓋を開けてみるまでもなく悪いお店です。

そこで提供される商品もサービスもひどいものですし、そこに集まる顧客もひどいものです。

うちには良い客がいない、いい従業員がいない、と嘆く店主は、まずは自分の姿勢を根本的に見直してみるべきです。

なぜなら、悪い客、悪い従業員は紛れもなく悪い店主が集めているわけで、良い客、良い従業員を集めたいなら自らが良い店主になりなさい、というわけです。

3.シェアリングエコノミー

所有から利用へ発想の転換をしてみましょう。

所有することが当たり前だった価値観を社会の共有財産としてみんなで共有して利用していくという観点で物事を見直してみた時、そこには新しいライフスタイルが創造できます。

実際そうやって続々と新しいコミュニティが生まれ、そこに新しい価値観の経済が生まれてきています。

所有により急激に発展衰退、もしくは停滞しただ退廃する一方のものを、共有して保全しより良くしていく方向に持続可能な社会のあり方が示されています。

  • 本当にそれって必要?
  • なにかで代替できない?

そうやって一つ一つ見直していってみると本当に必要なものはごくわずかしかないかもしれません。

後藤 健太

後藤 健太

サムライ社長/株式会社コンセプト・コア 代表取締役

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