当社の志をご理解くださった”とても目の付け所が良い企業様”が、当社プロデュース製品である食品の鮮度を長期間保つ液体急速凍結機「新感鮮(仮称)」の拡販に協力してくださることになりました。
今期中にはWEBサイトが立ち上がり、大々的にPRしていただけることになるでしょう。
液体凍結機「新感鮮(仮称)」開発の背景と目的
凍結機の販売や食品を凍結することが目的なのではありません。
すべては、最高の食品をつくることが目的でした。そのための調理プロセスの一工程に、「最高の凍結」が必要となったに過ぎません。
調理法のメジャーなものといえば、一般的には加熱ですが、凍結も立派な調理法の一つです。凍結の目的は、第一に保存(鮮度維持)が上げられますが、加熱同様、食品の滅菌処理により安全な食品を作り出す目的もあります。
ところが、凍結の第一義である保存(鮮度維持)は技術的にまだまだ未成熟で、凍結(冷凍)食品の食味はチルド(冷蔵)食品より劣るというのが一般的な認識でしょう。
鮮度の低下は温度が低いほど少なくなりますが、冷凍してしまうと解凍時に品質が著しく劣化してしまう。これが凍結食品の抱える悩みでした。
ところが、当社プロデュースの液体急速凍結機「新感鮮(仮称)」で凍結加工した食品は、チルド品に食味が劣らないばかりか、むしろこちらの方が美味しい!と称賛する人もおり、さらには、凍結プロセスを踏まえることにより食中毒の原因菌の大幅な滅菌による安全性の高まりも喜ばれるなど、様々な可能性が見えてきました。
鮮度維持の2つの考え方
食品の鮮度を維持し、好きなときに新鮮な食品をいつでも食べることができる。それは今でもそしてこれからもずっと課題です。
新鮮な食材を新鮮なまま凍結する、という考え方の他にもう一つ、下処理し、熟成や乾燥、燻製などの加工プロセスを経て、旨味を最大限に引き出した状態で、時間をストップし、うまい瞬間を持続させるという考え方もあります。
飲食店の経営指導(コンサルティング)も数多く行っている当社では、当然メニューの相談もあるわけですが、経営の観点から、調理場の負担を出来るだけ減らし、かつ、うまい料理を提供するために、調理場で行う調理プロセスを如何に省略してサービスに専念できる環境をつくることができるか、はどの店も共通の課題です。
たとえばエイジングビーフ(熟成肉)が流行っていますが、良質な肉塊を仕入れてお店で下処理し、エイジング加工を施し、頃合いをみてお客様に提供する、ということをしているお店があります。
これなどは典型的に経営的にはロスになりますし、歩留まり的にもロスする部位が多く無駄の塊です。お店ではお客様に提供する直前の一手間を加えるだけですぐさま提供できるよう、加工されていることが望ましく、そうでないと営業時間外の仕込み時間が大変な労力となります。
もちろん一夜干しなどそれほど手間にならないものは店でやってもそれほど負担にはならないでしょうし、自家製がうたえて販売効果を高めることができるでしょう。
そうでない加工食品の場合は、食品卸会社や生産者が現場の労力をカットすべく、加工にももう少し力を入れて頂くことで、出口としての飲食店はますます繁盛するでしょう。
急速液体凍結機「新感鮮(仮称)」で何をしたいのか
それはずばり、地方の活性化による国土発展です。
地域の特産品、とくに採れる季節が限られた商材を用いた高品質凍結食品をつくり、年間安定供給できる仕組み(事業)を地域毎に構築することで、地方に雇用を生むことにも繋がります。
なにより、日本全国のうまいものを最高の状態で、年中いつでも食べることができるようになります。食道楽の食い意地かと言われればまったく否定できませんが、国内のみならず、世界各地にこのような食の拠点ができ、それを流通に乗せることができれば素敵なことです。
ふるさと納税と絡んで面白い発展をするかもしれません。
是非、全国に知らしめたい地域の特産品をお持ちで、こいつをどうにかしたい!と熱いおもいを持っておられる方がいれば、当社にご相談いただければと思います。
再度念押しいたしますが、凍結機の販売が目的ではありません。凍結機は使いますが、あくまでも最高の地域特産品を生み出すための手段(プロセス)にしか過ぎません。
アドバイスは凍結機の使い方などという部分的なものではなく、生産加工販売、商品化から流通までふくめたトータルなものですので、そういう意味では「特産品創出サポート」サービスとなります。
最高の凍結とはなにか
2年前に収録した動画です。最高の凍結について解説しています。トレーニング中にスマホで収録したものですので非常にラフな感じですがご容赦ください。何を目指しているのかがよく分かるかと思います。
ご質問お問い合わせはお気軽に。
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