ブランディングプロデューサーの見極め方

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ブログ、SNS、肩書き、ネーミング、名刺、ホームページ、プロフィール写真、動画、出版等を駆使して(売りにして)ブランディングを行うブランディングプロデューサーがゴロゴロいますが、彼らは手法(やり方)をウリにしているわけです。

例えば、なんでもかんでもNo.1をつけたり、名刺に顔写真を入れたり、

ブランディングとは、「あり方」に関わる極めて本質的な持続的なテーマであり、軽薄で表面的で即効性はあるが一時的な「やり方」に終始する話ではありません。

もしあなたが、不運にも手法(やり方)をウリにする彼らのプロデュースを受けることになったなら、通り一遍、どこかで見たことのある型にはまった「金太郎飴ブランド」が量産されることとなる。

彼ら(手法を売りにするブランディングプロデューサー)が売れれば売れるほど、金太郎飴は増え続け、陳腐化の速度を自ら早めることとなるのです。

これは、従来の大量生産・大量消費という思想の上に成り立つ、使い捨て、安売り、投売りといった未熟で寝ぼけた生産・消費社会の縮図に他なりません。

プレミアム(上質)かどうかは、この違いを見抜く審美眼を備えているかどうかの違いでもあります。

つまり、プロデューサーの手垢が色濃く残る金太郎飴になってしまった段階でそれはプレミアムとは対極の存在となるのです。

それはプロデューサー自身のブランディングに役立つことはあれ、プロデュースされた人やもののブランディングに役立つことはあまりありません。

それは、彼らの軽薄で表面的な手法の効果の証明と影響力の増大に加担することはあれ、自身の存在意義や市場価値を高めるものとはなりにくいといって良いでしょう。

手法は目的に従属するのであって、先行するものではありません。

ここの見極めは常に大切です。

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後藤健太

【サムライ社長】
斬法総合研究所所長/真剣武士道指南役
株式会社コンセプト・コア代表取締役/経営コンサルタント
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