ビジネスモデル
マーケティング
マネジメント
答えは、
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3つすべてです。
肩透かしを食らった気持ちになった方も多いと思いますが、これは事実です。
あえて優先順位をつけるとすれば上の1,2,3の順番になるかもしれません。それは事業ステージによって必要とされる要件の順番でもあります。
まずビジネスモデルがなければ事業はスタートしません。
次にマーケティングがなければ事業をすばやくスケールアップすることができません。
スケールアップした事業はマネジメントによって維持強化されます。
ここ2,30年のスケールで考えると、このうちもっとも進化を遂げたのは2番のマーケティングでしょう。その進化ぶりと言ったら、数年でかつてのマーケティングの王道が覆されるくらいのインパクトがあります。
たとえば、ビジネスにおいて
「ターゲティングはしなければならない」と信じている人はいまだ多いと思います。
わたしもつい最近までその一人でしたし、顧問先にそのように指導してまいりました。
ターゲティングがサービスの一環ですらありました。
相思相愛の理想顧客を見つけるために、自社のビジネスモデルに最適な顧客像を定義する。マーケティング用語で言えばペルソナを設定する。それは当たり前でした。ペルソナの設定がなくてはビジネスは始まりませんでしたし、始めることができませんでした。
この商品やサービス、一体誰に届けるの?
ということになり話がまともにすすみません。
ところが今ではターゲティングはすべきではない、という考え方に切り替わってきています。
理想顧客は移り変わるもので、つまり、理想顧客になりうる見込顧客も移り変わる、そのスピードはどんどん加速しているので、
理想顧客(見込顧客)を固定的に定義してしまうことは時代変化のスピードについていけなくなる可能性が高く危険だ、というわけです。
また、
理想顧客(見込顧客)は意外なところにいる、というのも最近では常識となってきました。
これは、いままで相手にしていなかったような人々が急に理想顧客(見込顧客)に変わる可能性がある、ということを言っています。
したがって、理想顧客(見込顧客)だと思いこんでいた層に限定して情報発信したりマーケティングコストを集約させるのは、将来の理想顧客(見込顧客)を取り逃がすことになる危険性を示唆します。
そのリスクを最小化しながらマーケティングを最適化し顧客を創造し続ける仕組みは海外ではすでに一般的になっており、この日本でもようやく認知され始めてきました。
そのマーケティングツールはそれはそれは強力なものでありますが、誰にも適応可能かと言うとそうでもありません。たとえば、事業規模によっては従来型がまだ適しているケースも多くあります。
年商10億、そこを目指したり超えてくる規模の事業であればそのマーケティングツールを導入するメリットは多大にあり、さらなる事業拡大に役立つはずです。
あくまでもツールです。
ツールはそれを活かし切ることができる人だけが効果を最大化できるのでそうでない場合は宝の持ち腐れとなります。
自社は該当しそうだ、とピントきた経営者様には役立つアイデアとなるかもしれません。
お気軽にお問い合わせください。]]>
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