資格より自覚|資格さえとればと淡い期待を抱く人へ

  1. 経営戦略
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【読了の目安 : 5 分】

資格取得よりも重要なこと。

それは、あなたが何者であるか、なにを為すべきなのかについて自覚をもつことだ。

資格を取りさえすれば仕事が舞い込んでくると勘違いする安心感があるからか、やたらと資格を取りたがる資格信望者が多いが、同じ資格をもつ人が大勢いれば、そもそもその資格は大した価値をもたないという事実に気づいているのだろうか?

資格より重要なもの

これからの時代には高度な専門技能や能力が価値をもつようになる。

ただし、その技能や能力が価値をもつためには、その技能や能力の持ち主が少なく、真似されないことが重要だ。

他の同じ技能や能力をもった人と何が違うのか聞かれて困る、それではまずい。

資格も一緒だ。同じ資格を持っている他の人(ライバル)と何が違うのかと聞かれて、ここが違う!と明確に答えられるだろうか。

比較されるのは資格の有無ではない。他にはないあなた独自の価値だ。

資格取得は目的ではなく手段

資格取得を目的にしてしまっている人が多すぎる気がする。取得したものの、日常生活やキャリアに一切活かすことができず眠ったままになっている資格が一体どれくらいあるだろうか?

そして、資格さえ取得すれば食えるようになると甘い考え方をして、結局食えていない資格ホルダーが世の中にあふれている。食えないから資格は使われることなく眠ったままになる。

資格はあくまでも手段なのであって目的ではない。世の中に対し、社会に対し、成し遂げたい何かがあり、そのために資格が必要なのだろう。

それはなんだろうか。

ライセンスビジネスがボロ儲けな理由

日本人の資格への期待や信頼は異常である。大切なのは、資格ではなくその人の持つ他にはない技能であり、もたらす価値のはずだ。

もちろん、資格がないとできない仕事、やってはいけない仕事がある。

ただし、中にはそういう資格に対する神格化された何か(安心や保証という幻想)を利用した、単なる金儲けビジネスが横行しており、それに騙される人がいるので注意が必要だ。

社会に対する一定品質異常の役務や価値を提供するための資格制度ではなく、単なるマネーゲームで無計画に資格ホルダーを量産する無意味なライセンスビジネスと、それを見抜けず資格の勉強に明け暮れる人々。

そういうライセンスビジネスの仕掛人は、資格取得者の”その後”など一切考えていない。その資格をどう活かすかは資格取得者次第だから(しかし、それはごもっとも!)だ。

資格をどう活かすかはあなた次第

資格取得は手段であって目的ではない。これは先程も述べた通りだ。誤解のないように補足すると、資格ビジネスや資格そのものを否定はしていない。

それを目的化してしまうことに警鐘を鳴らしているだけだ。

資格は、あなたが実現したい社会にするために、あなたが社会に対してできることを許可する、文字通り【許可証】に過ぎない。

社会的に何かしらの価値提供を許可されたあなたが、それをどう活かし何を為すかは、あなた次第だ。

つまり、もっとも重要なのは、資格ではなく自覚(あなたは何者でなにを為すべきなのか)である。

医者にしかできないこと、医者でなくてもできること

たとえば、病人やけが人に対する医療行為は医者にしかできない。しかし、病気や怪我をしないための予防や対策は医者でなくても出来る。

現代の食生活に起因する生活習慣病の大半は、その原因となる食生活を改善することで防げるのなら、食生活アドバイザーにもできることがある。

野菜をつくる農家であれば、病気の原因となるような残留農薬や環境ホルモンを出さないような農法で、安心安全な野菜を作り流通させることができる。

「世界から病気で苦しむ人をなくしたい」

という目的をもったとき、なにも医者にならずともできることはたくさんあるということだ。

他にはないあなた独自の価値とは

あなたは何者で何を為すべきか。すべてはここが起点となる。すべての存在には存在すべき存在理由があると信じている。あなたにとっての存在理由が、あなた以外の人にとっての存在価値である。

あなた自身の存在理由を見つけ、人が欲しがる価値に転換する。それがわたしの使命であると自覚している。

とすると、人が一日の大半の時間を費やす「仕事」において、存在理由と存在価値を最大化することができれば、人生に生きがいを、仕事にやりがいを、職場に働きがいを感じて、幸せに生きることができるのではないか。そう考えて開発したのが、仕事を通じて幸せになる自分の活かし方をマニュアルにまとめたあなた専用のレシピ作成サービスだ。

  • 自分には何もないと思っていたら宝物が見つかった。

  • 人生が変わった。

  • モヤ〜っとしていることが言語化されてスッキリする感覚がたまらない。

  • コンセプトが定まった途端にアイデアが湯水の如く湧いてくる。

  • 孔子じゃないが、吾、五十にして天命を知った。

  • 極めて論理的で納得感がありながら、コンセプトを紡ぎだすプロセスはまさにアーティスティックだった。

  • 上っ面の手法ばかり押し付けるコンサルタントが多い中、あるべき姿を定めやるべきことを戦略的に判断し、相応しい方法で実現しようとする正統派コンサルタント。

このサービスが評価されるのは、まずそれ自体が他にはないものであり、かつ、他から真似の出来ない独自の価値を提供しているからだろう。

提供者が保有する独自の技能と能力(才能)に根ざしており、他に類似するサービスがない。目に見えないので真似しようがない。

これは最強の競争力だ。

よくいる「普通の」コンサルタントが提供する、ググれば出てくるような、あるいは本に書いてあるようなありふれた知識(データ)ではなく、ある目的のために体系化された智慧、それをあなた専用にまとめて提供するのである。

データは情報ではない。情報の原石にすぎない。原石にすぎないデータが情報となるには、目的のために体系化され、仕事に向けられ、意思決定に使われなければならない。

P.F.ドラッカー

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  1. 2014年 3月 23日