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売上を上げるためにすべき5つのポイント〜やり方よりあり方〜」 このテーマは実は私が2014年にブログに書いており、このブログ記事が先方の目に止まりお声がけいただきました。 私のブログの中でも1,2を争うアクセス数を稼ぐ記事ですが、内容がいささか古いですし、ブログという性質上、ややボカシた表現をしています。 セミナーでは、このブログの内容を「これまでのビジネスと売上方程式」として前半にお話し、後半でブログの続編ともなる「これからのビジネスと新・売上方程式」のお話をしてきました。 セミナーでは「言い切る」ことが重要なので、これからのビジネスで需要な要素はこれとこれとこれだ、とズバズバッとお話してきました。 また、事例紹介のところでは他社の成功事例はほどほどに我が社はこうやった、こうやっているという事例を豊富に入れることでリアルな情報をお伝えすることを心がけました。 全体を通してやり方よりあり方が重要、あるべき姿が分かればやり方は自ずと明らかになる、という内容でしたから、「あり方」をどう見定めるのか、と言う部分の話を丁寧に行いました。 我が社のコンサルティングスタイルは、経営課題に対しソリューションをもって解決を試みる「戦術(やり方)」コンサルティング(コンサル全体の9割以上を占める)ではなく、残り1割未満とも言われる「戦略(あり方)」コンサルティングです。 我が社の場合、さらにはソリューション(やり方)もほとんど提案いたしません。問題を見極め、課題に分解し、解決策を立案するその方法をお伝えします。 つまり、釣った魚を与えず、魚の釣り方を教えるスタイルです。 「あるべき姿が分かればやるべき事は自ずと明らかになる」わけですから、やり方などあり方を定まることでいくらでも見えてきてしまいます。 したがって、我々がサポートすべきは、押し付けがましいやり方(ソリューション)の提案などではなく、あり方(ストラテジー)であります。 私は過去に「コンサル不要論」というのを唱えていますが、これはやり方(ソリューション)提案型のコンサルタントは不要である、ということを言っています。 そんなもの会社のあり方(ストラテジー)が明確で全社員に共通認識となっていれば、社員が勝手に解決策を立案し自分たちで解決していける自立型組織になります。 この記事もいささか内容が古いので、新しい内容でいまいちど「コンサル不要論」をまとめるべきと思っています。 さて、終わってみれば大変好評で興味をもって聞いていただけたセミナーであったようでその後の懇親会も盛り上がりました。 「やり方よりあり方」のセミナーをしたはずなのに、「やり方」ばかり質問されるのはそういう思考回路が出来上がっていないうちは致し方ないことではありますが、なにがあり方でなにがやり方なのか、そこの区別を付けること、やり方が分からないのはあり方がわかっていないからだと気づくこと、まずはそこから始めてもらえればと思います。 またいろいろなところでお話をさせていただける機会が得られることを期待しています。 この度はお声がけいただきありがとうございました。]]>
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