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*4/15 追記。政府系金融機関による資金繰り支援に関する融資・保証のメニュー一覧 *4/14 追記。新型コロナウイルス感染症にかかる衛生環境激変特別貸付(日本政策金融公庫) *4/12 追記。ページ下部に経産省の経営支援策パンフレットを紹介しました。
新型コロナウイルス感染症の猛威に立ち向かう経営者仲間の方達へ。コロナショックによるこの過去最大級の経営環境の変化を生き残るために、我々経営者にできることを簡単にまとめて行きたいと思います。 今経営者が取り組むべきミッションは、大きく、- 資金繰り
- 立て直し
- 健康管理
社長が今すぐやるべき3つの資金繰り対策
個人法人問わず、資金関連でやるべきことは主に以下の3項目です。- 支給金の確認
- 補助金、助成金の申請
- 融資の検討
個人向け支援
- 現金給付
- 児童手当の増額
- 臨時休校に伴う休暇取得支援
- 個人向け小口貸付の特例
事業者・企業向け支援
- 事業者向け給付金制度
- 感染拡大防止協力金(東京都)
- 雇用の維持
- 資金繰り対策
- 民間の無利子融資
- 保証制度
- 危機対応融資
- 税制措置
1. 支給金の確認
この記事は主に事業主向けに書いておりますので個人向けは割愛します。事業者・企業向け支援のポイントとしては、1.持続化給付金と2.感染拡大防止協力金の2つを抑えておきましょう。 持続化給付金は上限法人200万、自営業100万がもらえます。更に東京都は店舗の休業協力金として50万、2店舗以上で100万というのがあります。これらは個人への30万と比べるとハードルは高くありません。コロナウイルスの影響で売り上げが落ちた適切な事実の積み重ねができれば給付を受けることができます。自己申告なので可能性は高いです。 コロナウイルスを理由に潰れても救済はありません。せいぜい同情される程度です。大切な人を守るためにも、使えるものは使い、借りられる現金は借りて自衛しましょう。2. 助成金・補助金の確認
雇用調整助成金
従業員を抱えている事業主は3.雇用の維持で雇用調整助成金を確認。 相談先はハローワークです。手続きは通常より簡素化されるようですが、社労士が相談・申請代行してくれます。お知り合いにいない場合は、当社のパートナー社労士をご紹介します。成功報酬(20%程度)で申請代行してくれます。小規模事業者持続化補助金
6月以降も申込可能です。50万補助されます。商工会会員になられている事業者はすぐにご相談ください。 詳しくはこちらを御覧ください。3. 融資の検討
雇用の有無に関わらず、事業主は有事の際には現金を手元に確保しておく事です。商工会会員になられている事業者はマル経融資も使えますので、所属商工会議所にご相談下さい。 その他、事業主の申し込む融資は必ず、日本政策金融公庫(新型コロナ特別貸付)→信用保証協会の制度融資(セーフティネット融資4号認定、5号認定)の順番です。理由は、信用保証協会が直接貸すわけではなく金融機関から申し込む以下の流れがあるからです。信用保証協会の制度融資
- 事業所所在地の自治体で面談予約
- 面談して推薦状の発行(通常は委託を受けた中小企業診断士が面談)
- 任意の地元金融機関へ推薦状と資料を提出
- 金融機関から信用保証協会へ融資申込み
- 信用保証協会で審査⑥審査に通れば金融機関から融資
日本政策金融公庫
- 直接公庫へ申込み
- 公庫で直接審査
- 公庫が直接貸付
相談先:
- 各自治体窓口
- 各信用保証協会支部窓口
- 各金融機関支店
- 日本政策金融公庫支店窓口
追記
1.支援策パンフレット(経産省)
経産省の新型コロナウイルス感染症関連特設ページに、支援策のパンフレットが掲載されています。 こちらもダウンロードしてご利用いただくと良いと思います。(下記画像をクリックするとPDFが開きます)2.新型コロナウイルス感染症にかかる衛生環境激変特別貸付(日本政策金融公庫)
日本政策金融公庫による新型コロナウイルス感染症の発生により影響を受けた旅館業、飲食店営業および喫茶店営業を営む方向けの特別貸付です。 融資額3000万円(旅館業)、1000万円(飲食業)までの上限に、融資期間は7年以内(うち据え置き2年以内)。対象条件
- 直近を含む3ヶ月の売上高が前年、前々年に比べ10%以上減少した(現在は売上の減少がなくとも、今後減少が見込まれる場合も対象)
- 今後も売上高の減少が見込まれる
- 中長期的に業況が回復し発展が見込まれる
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