ハシカツ(橋本朝活)も月に4回程度開催しながら5ヶ月目に突入しました。
2015年最初のハシカツは、メンバーで管理栄養士の嶋田さん主宰の「華麗なるカレーのおはなし」。参加者のカレーにまつわるウンチクやこだわり、エピソード、おすすめのお店など、色々とシェアし合いました。
カレーの歴史
日本におけるカレーの歴史は、ペリーの浦賀来航に始まり、軍隊食から一般職になったのだということをお聞きしました。明治維新とともに日本の食文化に浸透していったのです。
文明開化の象徴的な食べ物だったのでしょう。
1868年が明治元年。カレーに初めて触れた日本人は、日本初の物理学者となる山川健次郎が、1870年(明治3年)に米国留学への船上でライスカレーと出会う、とあります。「食う気になれず」との記録が残っています。
ペリーの浦賀来航以来、日本の鎖国体制は事実上崩壊しました。横浜周辺にたくさんの欧米人が住みつき、それにともなって「洋食」も少しずつ日本人の間にも広まっていきました。1872年(明治5年)には、カレーのつくりかたを記した
『西洋料理通』(仮名垣魯文)
『西洋料理指南』(敬学堂主人)が発刊されます。
『西洋料理通』のカリードヴィル・オル・ファウル
冷残の子牛の肉或いは鳥の冷残肉いずれも両種の中有合物にてよろし
葱四本刻み林檎四個皮を剥き去り刻みて食匙にカリーの粉一杯シトルトスプウン匙に小麦の粉一杯
水或いは第三等の白汁いずれにても其の中へ投下煮る事四時間半
その後に柚子の露を投混て炊きたる米を皿の四辺にぐるりと円く輪になる様もるべし。
カレーと日露戦争
明治時代後半になるとカレーは庶民的な洋食店でも扱われるようになりました。また、比較的裕福な家庭でも作られるようになりました。カレーが一般庶民の家庭でも作られるようになったのは、日露戦争がきっかけでした。
兵士の食料として、日持ちがする食材で一度に大量に簡単に調理できるカレーは最適でした。カレーは陸海軍ともに採用されましたが、カレーを食べる習慣は現在の海上自衛隊にも引き継がれており、毎週金曜日が「カレーの日」になっています。
軍でカレーの作り方を覚えた兵士たちは、その後家族にもカレーの作り方を教え、こうして一般家庭にカレーが普及していったのです。
技術革新にしても食文化にしても、軍事産業とともに進歩発展している側面は事実として認めざるを得ません。
まとめ
ハシカツでは毎回主宰者持ち回りで、いろいろなテーマでプチ講座を開催しています。
参加費は無料。自分の飲食代のみ。
「いい朝、いい日、いい人生。」
「良い人生は朝つくられる」
をコンセプトに、スピンアウト企画も含めて毎月4,5回開催しています。
ライフスタイルや価値観の変化に伴い、通勤前や充実した良い一日の始まりに朝活をする人は今後も増えていきます。こうした兆しを捉え、2014年9月に発足したのが
ハシカツ(橋本朝活)です。
Good Shift, good moonig.
その日を良いスタートではじめることで人生が好転する。
よい人生を送る人が増えれば地域はもっと元気になる。そう信じています。
詳しい開催状況や過去の開催レポート、参加の申込などはハシカツ公式サイト(
http://hashikatsu.co/)でキャッチアップしてください。]]>
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