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本日の出張斬法指導は、「手の内」をテーマに実施した。
より具体的にはMP関節の運用についてである。
MP関節とは手や足の指の付け根にある第三関節のことで正確には中手指節間関節という。metacarpophalangeal joint でMP関節である。
それをどう運用するかについては割愛。
つまりは、MP関節の運用により様々な太刀筋を実現する、ということだ。
(この動画は私の稽古会に参加している人で閲覧許可をした人のみ閲覧可能です。)
抜打ち逆袈裟のデモンストレーションは、溜めをつくるタイミングを指導しているため、わざとワンアクション入れているが実際には分からないように溜める。
上の動画から、最後にさらっとやっている一太刀をクローズアップ。(この動画は私の稽古会に参加している人で閲覧許可をした人のみ閲覧可能です。)
畳表に刃を密着させた状態から一刀両断する寸勁零式の進化版。従来の固定式から無固定で行った。また、今回は「浮き」を使って「技」で斬ってみた。今までは丹田に気を溜めて「気」で斬っていた。従来式は気を貯めるのに時間を要すため実践的でなかった課題をクリアした形。