【読了の目安 : 3 分】
至極当然な話だが、常々顧問先にも口酸っぱく言ってることだ。
(写真はhttp://apital.asahi.com/article/news/2014041000002.htmlより転載。記者の質問に答える理化学研究所の小保方晴子氏=4月9日午後、大阪市北区、森井英二郎撮影)
やれ努力しても成果が出ない、と嘆く人が多いが、失敗は失敗で終わらすから失敗なのであって、成功するまでやればそれは成功なのだ。
よく、「成果が出ないのは行動をしないからだ」と言いわれるが、これはある面で真実である。結果は行動からしかもたらされない。しかしながら、やることをきちんとやった上で努力して成果が出ないというのは、継続性や粘り強さとはまた別の次元の問題で、「戦略の欠如」が要因である場合が多い。それを細かく説明してしまうとここではとても時間がないためまた他の機会に。
さて、ニュースで話題のSTAP細胞をめぐる小保方騒動。NHKにしては珍しくきつい口調でこんな記事を書いている。
専門家「小保方氏のノートは落書きレベル」NHK
何かとあら探しをしているようにも見えないでもないが、いずれにせよ、判断に足る情報不足、事件の立件で言えば、”証拠不十分”ということだろう。
小保方氏はかわいそう?
この結果として小保方氏は理研での職場を失うことになるかもしれない。本件に関して「小保方さんがかわいそう」、という世間の意見も聞こえてくるが、しかし、これでいいのだろう。これがプロの世界だ。
十分なデータを提示できない以上いたしかたないことだ。冒頭にも書いたが、これで終わりにするなら「失敗」なのであって、証明できるまでやり遂げれば「成功」なのだ。
であるならば、現段階で第三者が彼女の状況どうこう評価したりするのはまだ早い。
研究の世界は、「結果」でのみ判断されるからだ。小保方氏にはどうかこれでめげずに、世界的な大発見をきちんと証明できるよう継続的研究を期待する。
結果でのみ評価される世界
ビジネスマンは常に結果で評価される。プロになればなるほどそれは顕著だし、プロほど結果にコミットする。結果を出すために必要なアクションプランと行動量を目標設定し、それをやり遂げさえすれば結果が自ずとついてくるよう自分で自分に約束するのだ。
そういう意味で小保方氏の主張は、理研や世間を納得させられるだけの情報量も行動量も足らなかったということだろう。結果でのみ評価されるプロの世界は、それだけにとてもシンプルだ。
結果は行動からしかもたらされない、という原理原則はあるが、これには論理的な順番がある。戦術は戦略に先行して存在しえないし、手段が目的化してもならない。
この順番が逆になってしまうと、いくら行動しようが結果がまるでついて来ないことになる。
あるべき姿からやるべきことを考える
さて、毎月第4水曜日に定期開催している当社主催の社外会議がある。あるべき姿から逆算して、やるべきことをシンプルなアクションプランと行動目標に落としこむことで、参加者の目標達成のサポートをする会議だ。
戦略は細部に宿る!目標達成するトップ4%のための【戦略会議】
結果でのみ評価されるプロのビジネスパーソンや、独立起業してプロの世界に参入せんとする意欲あるビジネスパーソンにに参加頂いている。
最短最速で結果を出す方法
結果でのみ評価される世界で、結果を最短最速で出す方法があるとしたら。
結果がでないというのは、あなたが本来やるべきでないことに注力しているにすぎないからだ。まずは、自分が何者で何を為すべきかを明確に認識(自己認識)するところからスタートしなければならない。
そのためのレシピは、いままでないと言われていたが、ないのならつくってしまえとつくってしまった。
時間も予算も限られていて、戦略的に効率よく結果を手に入れたいと願うならば、まずやるべきでないことを決めることだ。
自分だけのオリジナルレシピが欲しい人はお問い合わせを。