野天稽古【真剣武士道】20190824

  1. 斬法総合研究所
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「準備運動不要論」が話題ですね。 スポーツの世界では「ストレッチ不要論」が一時期話題でした。これと準備運動を混同してはならないと思います。スポーツにおけるストレッチも、静的ストレッチを指しており、動的ストレッチは推奨されています。静的ストレッチにしても運動後にやるべしと推奨されています。 一方で、武術における「準備運動不要論」の論旨は、なんといっても、常在戦場、いついかなる時に敵に襲われても即動けることが武術の肝心要であるということや、筋力に頼らない身体操作こそが武術、というような思想から来るものでしょう。 これはもっともであり、さらに追加して論理展開するつもりは毛頭ありませんが、武術的かどうかという見地で言えば、準備運動は不要、というか、そもそも準備運動という概念が武術にはないと言ってしまって良いと思っています。 話が横道に反れそうなのであとは社長ブログの方に続きを書きます。 さて、本日は真剣斬法(試し斬り)の野天稽古です。試し斬りで重視しているのは、何より「素振り」です。 口酸っぱくして言い続けていますが、これはあくまでも「試し斬り」なのです。常日頃練習している通りに斬れるかどうかを検証する場です。 ろくに素振り練習もせずにいきなり畳表に斬りかかったりする人がいますが、そういう人は大抵うまく行かないですよね。だいたい、失敗してもそれが成功なのか失敗なのかも分かりづらいです。 私は必ず斬ろう思っている技で何度か素振りをしてイメージを明確にします。見ている人にとっては後藤はこれからあのように斬ろうとしているんだなと一目瞭然でわかると思います。 そして、そのイメージどおりに斬る。 もちろん斬れない場合もありますし、満足行かない時もあります。しかしながら、そういう場合においても、理想形が明確に定義されているので、自他ともになにがどのように悪かったのか即座に判明します。 特に自分で課題を見つけて進んでいけないうちや、まだ教わる側という場合、こういう意識は大切にした方が良いです。 なにより指導者のアドバイスが具体的になります。 例えば、1本の畳表を袈裟で6太刀斬る、と決めていたとします。宣言するか、素振りしてイメージを明確に示していれば、3太刀までしか来れなかった場合、失敗要因や6太刀斬るための方法について議論できますが、黙って取り組んで3太刀しか斬れなかった場合、綺麗に3太刀斬れましたねで終わりです。 試斬を専門とする団体や道場のように、一度の試し斬り稽古で100本以上斬りますというところであれば、いちいち課題を考えていては時間内に稽古を終えることができないかもしれませんが、我々のように一回の稽古でせいぜい3本から5本くらいしか斬らない場合、一本たりとも無駄にはできません。したがって、明確な課題意識と、その解決策を明確にイメージし、入念に素振りを行ってから行うことが上達の秘訣となります。 最後にInstagramに投稿した動画をいくつかご紹介します。  

 
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後藤健太

【サムライ社長】
斬法総合研究所所長/真剣武士道指南役
株式会社コンセプト・コア代表取締役/経営コンサルタント
会社の公式として書けないことをこちらの社長ブログに書いてます

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