一口に経営コンサルティングと言っても多岐に渡るので、どんなサービスが受けられるのかイメージがつきにくいと思います。その名の通り、経営に纏わることの助言・支援を行うのが経営コンサルティングですが、当社の場合は、一言でいうと「企業価値を向上する」ことをテーマにしています。
ここでいう企業価値とは、事業価値や財務諸表、時価総額などデューディリジェンスに関わることとは異なります。長野県に伊那食品工業という素晴らしい会社があります。この会社では「いい会社をつくる」ということを社是にしていますが、当社で言うところの企業価値とはまさに「いい会社」を表す総体的なもので、顧客先企業が理想とするいい会社づくりの支援を行うことです。
つまり、コンセプト・コアの仕事とは、いい会社づくりであり、理想実現支援です。従業員やその家族、取引先も、お客様や地域社会の人々も口を揃えて「あの会社はいい会社だ」という会社を一社でも多く増やしたい。
いい会社は、顧客にも人材にも取引先にも困りません。誰もがそんな会社と関係を築きたいと願うからです。そういう意味で会社と社会の関係性のデザイン、関係性の構築というのはとても重要な仕事の一つです。
コンサルティングの細かい支援内容は支援先企業の状況によって変わります。逆に言うと、その企業が抱える問題に応じて臨機応変に取り組み方法を調整します。一貫して変わらないのは、当社のコンサルティングスタイルは、上から目線で指導する先生型ではなく、同じ目線で共に考え共に歩む伴走型の経営支援であるということです。言い方を変えれば、できることを共に考え共に確実に実行していくというスタイルなので、「これをやれ。結果がでないのはこれをやらないからだ」というような手法の押しつけはしません。(いくら効果の実証された手法であっても、合わないものは合わないし、できないものはできません)