したたか者と浅はか者

  1. 社長ブログ
  2. 172 view

【読了の目安 : 2 分】

競争力の源泉は仕組化できないところにある。

これは真実だが、だからと言って仕組化を否定するものではない。

仕組化できるものはしなければならない。いつの時代も、先に仕組化したものが勝つのであって、仕組化をサボったものに未来はない。

「誰でもできる」「超簡単」などと謳われる商材サービスは、仕組の局地であるがそれは搾取の仕組に過ぎない。

誰にでもできる簡単なことに競争力など皆無だ。

仮にその仕組が効果的で実際に収益を上げることができるものだとして、その誰にでもできる簡単なビジネスにたくさんの人が参画して競争が激化したらどうなるか。

当然群雄割拠の陣取り合戦の開幕だ。

仕組をつくり提供する者は、そんなもの百も承知で「先行者益」を掲げて煽り仕組を仕掛ける。

浅はかな者はそれにまんまと踊らされて自ら進んで仕組に組み込まれる。

したたかな者は、浅はかな者か誰にでもできるの簡単なことに夢中になっている間にも、仕組化できない部分を強化し競争力の源泉を磨きつづける。

ビジネスの本質は与える者と求める者のエコシステムであるが、求める者が誰でも簡単に楽して儲けられるものを求めているとして、与える者はそれをつくって与えているからエコシステムが成立するという。

表面上はそう見えるかもしれないが、実際にはそうではない。

あなたはしたたか者、浅はか者どちらだろうか。

困った時にはLINEで気軽に経営相談

サムライ社長こと「社長の御目付役」後藤健太の経営相談専用LINEビジネスアカウントを友だちに追加しよう。ご利用は無料です。1:1トークに対応しているのでいつもLINE感覚で気軽に相談できます。

後藤をLINEで友だちに追加
後藤健太

【サムライ社長】
斬法総合研究所所長/真剣武士道指南役
株式会社コンセプト・コア代表取締役/経営コンサルタント
会社の公式として書けないことをこちらの社長ブログに書いてます

記事一覧

関連記事

根本的と抜本的の違いとは

会社経営のアドバイザリー業をしていると、抜本的改革が必要なシーンが多々あるので、「抜本的に変えましょう」、と根本的なあり方の変容を迫るシーンが多くある。この時、抜…

  • 3743 view

ニーズとウォンツ

お客様のニーズ(必要なもの)とウォンツ(ほしいもの)は違うもの。お客様のニーズは誰もが氣づいているから、商品化しても競争が激しい。お客様の未来の幸せを考え…

  • 245 view

金山孝之 剣術特別講習会 20171125

稽古参加している金山先生の剣術特別講習会に参加した。なんと、剣術単体での講習会は初とのこと。個人的な興味といえば、テクニック云々ではなく、いつも時間の関係…

  • 378 view

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。