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あなたはいつまで脳みそに囚われ続けるのか?
大脳であれ小脳であれ、脳幹であれ扁桃体であれ、頭部をテーマにしているうちは脳みそに囚われているのであって、真実を見極めるには不足している。
脳みそを殊更に重要視し、神格化するほどに妄信している脳の専門家や、最新の脳科学を学んだと自慢する似非マーケターは、その時点で大切なものを見落としているし、本当に大切なことを見ることは叶わない。
僕が第二の脳とも言うべきこの存在に気づいたのは居合、特に真剣を使った古武術を熱心に研究し始めたからだが、なるほど、先人たちは武道の目的はこれを修養することだとも語り継いできている。
この第二の脳を修養するのに最適な方法論が武道であるというのであれば武道をやらない理由はなくなるし、そのためにも第二の脳の存在をもっと知らしめていかねばならない。
この第二の脳の議論を抜きにして第一の脳の話ばかりしている人は、まったく信用に値しないばかりか、一見ロジカルで非の打ち所がないように見える主張も空虚にすら感じられる。
第二の脳の存在を認めたならばあらゆる情報伝達は第二の脳に向けてなされるもので、今まで第一の脳になされていたそれと比較して、伝わり方が異次元レベルで違うことに気づくはずだ。
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