7月初旬、娘が通う保育園の夏祭りが開催されました。園児の父親による有志の「おやじの会」に籍を置く私は、今年度の会長を仰せつかっております。そして、かき氷や大判焼きを百円で販売する「おやじの屋台」の実行責任者でもあります。お祭り前の事前打ち合わせに始まり、当日も朝からの買い出しに仕込み、出店準備など大忙し。当日は雨がぱらつく生憎の空模様でした。例年であれば30度を超える猛暑の園庭で飛ぶように売れるかき氷ですが、25度と過去最低気温の室内開催となりました。おやじの屋台は背中半分濡れる形で屋外と屋内の間にあるテラスに追いやられる悪立地。始まってみれば雨が降ってないからと急遽園庭で神輿や盆踊りを行うことになり、販売開始時間が後ろにずれ込むなど、例年になく不安だらけの開催条件。過去最低売上を叩き出してしまうかと心配しましたが、終わってみれば上々の結果となりました。仕事でもないことに熱心になることを馬鹿らしいと思うおやじさんがほとんどかもしれませんが、仕事や家庭以外に熱くなれる何かを持つということは、自主性や指導性、協調性を培う機会を得ることであり人間形成を深め、人間関係を広め、人生を潤いのあるものにしてくれるものであると実感しています。(太)
「満福通信」2019(令和元)年7月号より
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