エッグアートとは
エッグアートをご存知だろうか。
卵の殻にリューターなどを使って装飾を施したアート作品だ。
エッグアートとは、簡単に言うと、卵の殻に装飾を施した工作です。卵の表面に絵を書くといった簡単な物もありますが、通常”エッグアート”と呼ばれているものは、複雑な形に殻をカットしたり、ビーズやラメといった装飾品を貼りつけたりして、美しい形を作って行きます。 ”工作”、というか ”工芸品” といった方がいいかもしれませんね。
出典 エッグアートとは? -エッグアート作り方ガイド
参考;卵のカラで作られた芸術!エッグアートのすごい作品画像集
薄皮の除去が大変
ただでさえ薄くて脆い卵の殻に細工するエッグアートだが、苦労するのは、卵の内側にある薄膜の除去なのだとか。細かい細工の所など、薄皮だけ残って汚く見えたり、これを剥がそうと思うと、細工ごと破壊してしまったり。
そこで、薬品にしばらく漬けて薄皮を柔らかくしてはがしやすくするそうなのだが、この薬品というのが、塩素系であったり苛性ソーダであったりと「劇物」が多く、取扱にも注意が必要なのはさることながら、作業中の刺激臭がたまらないのだそう。
薄皮の除去には強アルカリが好適
卵の殻は炭酸カルシウムなので酸に溶解する。外側の殻だけとかして、ブヨブヨの薄皮だけの卵を創る実験が昔流行ったが、薄皮はアルカリに溶けるわけだ。
苛性ソーダほど超強力なアルカリはできないし、むしろ危険なのでできないほうがいいのだが、であればpH13の強アルカリ電解水である、当社企画開発の尖水(トガリミズ)が好適であろうと、エッグアートの先生に相談された時に思いつき、試してもらった所、
薄皮が柔らかくなってツルンとキレイに剥がすことができました!刺激臭もなくて安全に作業でき最高です!
とお喜びの声を頂戴した。
エッグアートをされる方は、是非お試しいただきたい。
希釈倍率はどのくらい?
最近、検索からこのページたどり着く方が多い。また、同時にこの質問を受けることが多くなっているので記載しておく。
まずは、5倍からはじめていただければと思う。
卵の品質(新しい、古い)によって、もっと薄くても簡単にはがせる場合もあるし、剥がしにくければ原液を足して濃くしてもらえばいい。また、尖水の特性として、40度程度にあたためてお使いいただくと、剥離パワーがアップする。
5倍で温めて使う
これでほとんど問題なく卵の薄皮を剥離出来るはずだ。
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