今回は、日本刀というよりは武芸に因んだ「指南役」という言葉の紹介です。指南役とはもともとは指南番と言い、将軍様や大名に仕えて武芸や技芸の教授を行う人のことです。
これまで経営コンサルタントとは「経営に関する助言・指導を行う相談役」という説明をしていたのですが、それなりの規模の会社には「相談役」という役員がいますし、実際の現場では「やって見せる」ことや「一緒にやる」ということが大切で、ずっとしっくり来ていませんでした。ここ最近、居合や剣術の指導を通じて武士道と経営の指導を行うようになってから
「指南役」という言葉が妙にしっくり来るように感じていたので、最近では経営コンサルタントのことを「経営の指南役」ですと答えるようにしています。(太)
「満福通信」2019(令和元)年7月号より
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