侍・忍者道場の閉館に伴って引き上げて来た什器類が、社長室をはみ出て玄関ホールや廊下等々ところ狭しと占拠しております。以前、満福通信に掲載した「15分片付けのすすめ」に従って片付けを実践し、2週間かかってようやく足の踏み場ができ、デスクに向かうこともできるようになってきました。デスクと頭の中の状況は一致していると言いますがどうも事実のようです。デスクも思考もスッキリして来たからか、いつもは読み飛ばすメルマガの一節がふと目に止まりました。
とある片付けコンサルタントが携わった某企業のオフィススッキリプロジェクト。社員一同片付けに奔走することが決まった矢先、上司より「片付けしている暇があったら仕事しろ」と横槍を入れられたというエピソード。後に随分スッキリ片付いたオフィスを眺めて一箇所だけ以前と変わらない所があることに気づいたとか。それは社長のデスクです。社長のデスクの状況が「片付けなんてそんなに重要じゃないよ」と無言無意識のメッセージとなって上司にかの発言をさせたのではないか?というものでした。
新しい制度や価値観を文化や風土として組織に根付かせていく為に何より重要なのは、経営トップの率先垂範です。人にやれやれ言っておいて自分はやらないでは人は付いてきません。徐々に片付いていく社長室を見ながらこれを継続させて行かねばと強く決意しました。(太)
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