日常的に野良仕事を行っているからか、ふと「蒔かぬ種は生えぬ」という言葉を思い出しました。今起きていることは過去の行いの結果である、この先の未来に花開かせる為に今をより一層励まないとならない、と気持ちをリセットしました。実はこの諺について当通信2018年3月号に書いており、読み返してみるとちょうど1号畑を借りると決めたことを書いていました。当社の夢に向かって一歩踏み出した時のことです。踏み出した一歩が既に3号畑を借りるまでになりました。あの時蒔いた種が今どこまで成長したのかその程度はまだ分かりませんが、蒔いた種は確実に発芽したようです。着実に歩を進めることの大切さを改めて噛み締めています。
閉塞感を打破するにも、大きな変化を生み出すにも、大勢を巻き込むにも、まずは自身の小さな一歩からです。さらに一歩、もう一歩と歩みを継続していく。明日からではなく今から。惰性やマンネリというのは、今日が昨日の延長だと捉えることから生まれます。そこから脱却するには、今日という一日を過去とは断絶した全く新しい一日であり、良い明日を作る唯一無二の一日であると心新たにすることです。種を蒔かなかった過去からは何も収穫できません。より良い明日にするために、今この瞬間から小さな種を毎日コツコツと蒔き続けて行こうではありませんか。(太)
「満福通信」2020(令和2)年11月号より
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