初めてソラマメの栽培に成功しました。タネの発芽率は100%で、植え付け後にアブラムシの被害もなく、すくすくと成長。数多くの花を咲かせ、見た目にも美しい立派なさや莢が天に向かって実っています。太仁亭では、莢ごと焼いてから塩をつけて頂くのが一番のお気に入りです。
ソラマメは、漢字で「空豆」とか「蚕豆」と書くそうです。「空」は、莢が空に向かって成長するからだそうで、「蚕」は、莢が蚕に似ているとか、蚕を育てる時期に美味しくなるからと言われているそうです。丁度今号の発行日は、七十二候で「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」という時期に当たります。長く日本経済を支えてくれたお蚕様に敬意を表して、太仁亭では「蚕豆」と書きたいと思います。(仁)
「満福通信」2020(令和2)年5月号より
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