コンセプチュアルスキルの組み合わせ効果(コンボ技)
コンセプチュアルスキルは、複数の要素が複雑に絡み合うことにより、単体要素では生み出すことのできない大きな力を発揮する。構成要素を以下の5つのスキルに大別することができる。
- 課題発見スキル
- 困難課題対応スキル
- 情報収集スキル
- 問題解決スキル
- 対処法評価スキル
以下に、各スキルについて解説していこう。
1.課題発見スキル
「課題発見スキル」は、自ら課題を見つけ出すことのできる能力だ。この中には以下の4つの要素が含まれれる。
- クリティカルシンキング
- 好奇心
- 探究心
- 先見性
2.困難課題対応スキル
困難な課題に直面した際、その課題にきちんと向き合える能力が「困難課題対応スキル」だ。以下5つの要素が含まれる。
- チャレンジ精神
- 好奇心
- 探究心
- 柔軟性
- 受容性
3.情報収集スキル
物事の本質を見極めるために必要な情報を集めることができる能力が「情報収集スキル」だ。以下の3つの要素が該当する。
- 多面的視野
- 俯瞰力
- 洞察力
4.問題解決スキル
課題解決に向けた対処法を検討し、決定できるようになる能力が「問題解決スキル」だ。以下5つの要素が含まれる。
- ロジカルシンキング
- ラテラルシンキング
- クリティカルシンキング
- 応用力
- 直感力
5.対処法評価スキル
選択した対処法の効果を予測判定する能力が「対処法評価スキル」だ。2つの要素で構成されている。
- クリティカルシンキング
- 先見性
このように、コンセプチュアルスキルの要素を組み合わせることで複雑な問題にも対応していける力を得ることができる。
続いてコンセプチュアルスキルを全社的に高めるメリットについて解説しよう。
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